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コスモス会は、五井先生提唱の「世界平和の祈り」を実践しているグループです


世界人類が平和でありますように



  私は31歳になる独身女性です。結婚は世間並みにしたほうが良いのでしょうか。
また、自分から結婚しようと思わないと、結婚はできないのでしょうか。




 回答  

 一昔前とは違い、今の時代は独身の女性が増えています。結婚はしたけれども現在は独身であるという人も含めると、相当数に上ると思います。結婚というのは、前生で縁の深い二つの魂が一つ家に暮らし、共同生活をすることによって、互いの魂を磨きあうという意味で為されるのであります。
ところが、その人の前生の生き方によって、本人が潜在意識的に結婚を否定している場合がありまして、適齢期になっても、そういう気持ちが起こらないとか、表面的には結婚をしたいと思っていても、なかなか縁が結ばれないということがあるのです。結婚は時期がくれば、自然にするもの、という形で進めば良いのですが、そういかない人も多々あります。
 質問の方の答えとしては、心の底から結婚したいと思っていない様ですから、まずは守護霊守護神様にうんと感謝し、自己の天命が完うされることを祈り続けることが良いでしょう。そうしていれば、守護霊様が、結婚した方が天命完うへの道にプラスすると思われれば、その方向に肉体側も進むはずです。
こういうケースとは別に、その人なりのはっきりした考えがあって独身生活をされる人は、次の点に注意していかれることが大事かと思います。結婚生活を経験しますと、相手を許すこと、思いやること、忍耐をすること等が自然に身に付いてくるのですが、独身ですと、自分の思う通りに動いてしまいがちになります。そういう傾向を、職業生活を通して超えていけるよう心掛けていかれることです。
 それと、今回の質問者とは違った形ですが、結婚したいという思いが強くある人の場合は、守護の神霊に対し、「どうぞ、我が天命が無事完うできるための良き配偶者をお与えください」と祈り続けて下さい。守護霊様のお考えで、今生は結婚しない方が天命完うへの道が早くなる、という特殊なケース以外は、必ず良き結婚に恵まれます。



(風韻誌2005年3月号掲載)


   元海先生法話

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